皆さんはiPhoneのブラウザって何を使ってますか?
実はブラウザのギガ消費量は、SafariがGoogle Chromeより約40%も多いと言われています。

SafariよりGoogle Chromeでブラウザを使うとデータ通信量を削減できる?
実はSafariよりもGoogle Chromeの方がデータ通信量を節約できるというデータは、mineoのサイトに記載されています。
ブラウザの項目を見てみるとSafariとGoogle Chromeで差がありますね。
・Google Chrome:4.0MB
パッと見た感じそこまで差がないと思いますが、実は40%も差があるんです。ということはSafariで10GB使っても、Google Chromeなら6GBで抑えられるという計算になります。



でも本当にこれだけ節約できるのか疑問ですよね?なのでiPhoneで実際に操作して試してみました。
【検証】Safariのデータ通信量
Safariでのデータ通信量を計測してみました。今回はGoogle Chromeと同じ条件で行う為に、同じサイトを閲覧した際の通信量を比較しています。
ちなみに計測方法はiPhoneのモバイルデータ通信の使用量を使っています。
また、キャッシュがあると正確な数値が計測できないので、キャッシュを消す前と消した後の2パターンで計測しました。
Safari通信量 | |
キャッシュなし | 7.2MB |
キャッシュあり | 1.0MB |
キャッシュなしの場合とありの場合で大きな差があるのが分かります。数ページしか閲覧していませんが、これだけのデータを消費してしまっているかと思うと驚きですね。
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【検証】Google Chromeのデータ通信量
Google ChromeでもSafariと同じ条件で計測を行います。計測方法等はすべて同じなので割愛します。
Safari通信量 | |
キャッシュなし | 6.8MB |
キャッシュあり | 0.49MB |
Google ChromeもSafariと同様に、キャッシュがない場合とある場合で大きな差があります。特にSafariと違う点としてはキャッシュがある場合、かなり通信費を削減できるということですね。
キャッシュなしに比べて、キャッシュがある場合は約93%もデータ通信量を節約できるんです!
【検証結果】Google ChromeはSafariよりもデータ通信量が少ない
では結局、SafariかGoogle Chromeのどちらがデータ通信量が少なかったのかをまとめていきます。
結論としてSafariよりもGoogle Chromeの方がデータ通信量を節約できました!
Safari | Google Chrome | データ通信量の差 | |
キャッシュなし | 7.2MB | 6.8MB | Chromeの方が6%削減 |
キャッシュあり | 1.0MB | 0.49MB | Chromeの方が51%削減 |
キャッシュなしの場合、キャッシュありの場合でもGoogle Chromeの方がデータ通信量を節約できます。ただし、節約できるといってもキャッシュなしの場合は約6%の削減です。
最も注目して頂きたいのはキャッシュありの場合です。今回の検証では約51%も節約できることが分かりました。
つまり今回の検証で分かったことは、『SafariよりもGoogle Chromeでブラウザを使う方が、データ通信量を節約できるというのは本当』ということです。
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まとめ
- ブラウザはSafariよりもGoogle Chromeの方がデータ通信量を削減できる
- キャッシュありの場合、約51%ものデータ通信の節約が可能
- ただしキャッシュなしの場合は、データ通信量にほぼ大差がない(約6%ほど)
- どのブラウザを使うにも、キャッシュありの方が大幅にデータ通信量を削減できる


