動画編集の副業は未経験でも稼げる!案件を獲得する4つのコツ

・副業で動画編集は稼げるのか知りたい
・未経験でも案件を獲得できるのか知りたい
・動画編集を始める方法を知りたい

動画編集の副業で稼いでいる人の話を聞くと、YouTuberのように稼げるのではないかとワクワクしてくると思います。

本記事では動画編編集をおすすめする3つの理由と、仕事別の収入相場、案件を獲得する方法について解説します。

未経験者が動画編集の副業で稼ぐためのコツも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

副業に動画編集をおすすめする3つの理由

副業に動画編集をおすすめする3つの理由

【副業に動画編集をおすすめする3つの理由】

・在宅でできる

・資格がいらない

・動画市場が伸びているので稼ぎやすい

それぞれの項目について、どのようなメリットがあるのか詳しく解説します。

おすすめの理由①在宅でできる

最大のメリットは、すべての作業が在宅でできることです。

一般的に副業として選ばれる仕事の多くが「〇〇時から〇〇時まで」と自給制になっています。つまり本業をしている方の場合、どうしても休日を返上して副業をするしかありません。

週1〜2日の休日を削ってしまうと、心身ともに疲れてしまうので長期的な副業としてはおすすめできません。

一方で動画編集は「○日までに1本制作する」という成果報酬型なので、時間に縛られることがなくスキマ時間を使って作業ができるのです。

【自給制と成果報酬型の副業の違い】

副業の形態 メリット デメリット
自給制 ・収入が安定しやすい ・まとまった時間がないと稼げない

・休日返上で働く必要がある

・自分の都合にあわせて仕事ができない

成果報酬型 ・スキル次第では自給制以上に稼げる

・自分のスケジュールにあわせて仕事ができる

・いい意味でも悪い意味でも収入が安定しない

動画編集は以下の流れで仕事を進めていきます。

【動画編集の流れ】

  1. 依頼主から画像・動画データを受け取る
  2. 編集する
  3. 納品する

上記の流れはすべてインターネットを介しておこなえるため、自宅はもちろんのこと、時間や曜日を拘束されることがありません。

たとえば「毎日1時間は副業をする」とルール化することで、1週間で7時間、1ヶ月で約28〜30時間を副業に費やすことができます。

動画編集はやればやるほど作業スピードが上がっていくので、1本あたりの納品も早くなり、結果的に自給制の副業よりも稼げると期待できます。

おすすめの理由②資格がいらない

仕事を依頼する側と仕事を求めている人を繋げるクラウドソーシングサイトには、「税理士限定」、「英語の翻訳ができる人限定」など、専門の資格やスキルを有する者でしか取り組めない案件がたくさんあります。

しかし動画編集の場合、決められた操作方法を覚えるだけなので、わざわざ資格を取得する必要がなく、誰でも簡単に仕事に取り組むことができます。

最近はYouTubeやSNSなどで「センスのあるテロップまとめ」や「作業スピードが速くなるカット作業」など、動画編集の基礎・基本を学べるコンテンツが無料で公開されています。

このような無料教材を活用しながら動画編集のスキルを高めることが可能です。

おすすめの理由③動画市場が伸びているので稼ぎやすい

副業で稼ぐための重要な要素として挙げられるのが、動画市場の拡大です。

今回の調査の結果、2019年の動画配信市場規模は、2,770億円(前年比約126%)と推計しました。定額制見放題 サービス(SVOD)を 中心に市場規模は大きく拡大しました。

動画配信の視聴習慣が定着・浸透し、 ユーザー層が更に 拡大したことで 過去最高の伸長となりました。 市場規模は今後も増加基調をたどり、 2024年に3,440億円になると推定しました。

引用:一般社団法人 デジタルコンテンツ協会

一般社団法人デジタルコンテンツ協会によると、動画配信市場はさらに伸びていくと発表しました。

2024年にかけて動画市場が更に伸びていくということは、以下のような流れが考えられます。

  1. 動画の視聴習慣が浸透・ユーザーの拡大
  2. 企業や個人はたくさん動画を配信することで広告収入や顧客獲得に期待できる
  3. 動画制作にかける人手(人件費)を増やす
  4. 動画編集者にたくさん仕事を依頼する
  5. 動画編集者はお金を稼げる

つまり、動画市場が拡大することにより動画編集者が必要とされ、継続的な仕事に結び付く可能性が高くなります。

動画編集の副業は稼げないのか?収入の相場まとめ

動画編集の副業は稼げないのか?収入の相場まとめ

・動画編集の副業は稼げない

・未経験者では稼ぐのが難しい

インターネットで「動画編集 副業」と調べると、このようなネガティブな情報がたくさんあります。

しかし動画編集には「カットのみ」、「テロップ挿入」、「長尺動画制作」などさまざまな仕事があるため、ひとくくりに稼げないと断定するのは適切ではありません。

以下では、動画編集の収入の相場を紹介します。

 YouTubeの動画編集

仕事 報酬の相場 業務内容
動画制作(1本) 約5,000円〜 ・カット編集やBGM、テロップ挿入

・ナレーション録音

・アニメーション、イラスト制作

※クラウドソーシング参照

一般的にYouTubeの動画制作は1本5,000円〜と言われています。アニメーションやイラストなど、スキルと時間を要する場合は1本あたり50,000円〜する仕事も珍しくありません。

動画の時間によって異なりますが、カット編集やBGMの挿入なら1日で1本の動画を仕上げるのも可能でしょう。

テロップ挿入・カット編集

仕事 報酬の相場 業務内容
テロップ・カット編集 約2,000円〜 ・不要な部分のカット
・文字起こし

※クラウドソーシング参照

テロップ挿入やカット編集のみの場合、「5本で10,000円〜」のようにまとめて依頼されるのが一般的です。

テロップ挿入やカット編集は動画編集の仕事のなかでも基本的な業務なので、比較的報酬が低めに設定される傾向があります。

外国語の翻訳・文字起こし

仕事 報酬の相場 業務内容
外国語の翻訳・文字起こし 約5,000円〜 外国語を日本語に翻訳したものをテロップに挿入

※クラウドソーシング参照

「英語を日本語に翻訳」、「日本語を英語に翻訳」など外国語を翻訳する仕事は、一般的なテキスト・テロップ挿入よりも割高な傾向があります。

1本あたり20分以上の長尺動画は、翻訳してからテロップ挿入するまでに2〜3日かかってしまうこともあります。

ウエディングムービーの制作

仕事 報酬の相場 業務内容
結婚式のオープニングムービー・プロフィールムービー制作 約20,000円〜 ・画像や動画の並び替え
・テロップやアニメーション、BGMの挿入

※クラウドソーシング参照

一般的にウエディングムービーは結婚式場を運営する会社に動画制作を依頼します。

しかし動画制作会社に依頼すると値段が高くなるため、最近は新郎・新婦がクラウドソーシングを使って動画制作を依頼することがあります。

画像や動画素材の量によって異なりますが、相場は20,000円〜が一般的です。

企業のPR動画制作

仕事 報酬の相場 業務内容
PR動画制作 約50,000円〜 ・商品やサービスのPR

※クラウドソーシング参照

最も高収入なのは企業からの案件です。プロレベルのスキルと経験を求められるので初心者・未経験者向きではありません。

しかしスキルと実績を身につけていくことで、高単価の案件を獲得できる可能性も十分にあります。

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副業で動画編集の案件を獲得する3つの方法

副業で動画編集の案件を獲得する方法

【副業で動画編集の案件を獲得する方法】

・クラウドソーシング

・SNS

・人脈

一般的に考えられるのは、上記の3つです。

クラウドソーシング

クラウドソーシングとは、仕事を依頼する人と仕事をしたい人を繋げるマッチングサイトです。

「〇〇の編集の仕事を〇〇円で募集しています」という求人に対して応募をします。

採用後、指定の仕事をおこなうことで仲介者であるクラウドソーシングサイトから報酬が振り込まれる仕組みです。

【主なクラウドソーシングサイト】

・クラウドワークス

・ランサーズ

・ココナラ

クラウドソーシングサイトごとに案件の数や種類が異なるので、登録をする前にそれぞれ特徴をおさえておくことが大切です。

クラウドワークス

国内最大級の規模を誇るクラウドソーシングサービスサービスです。動画編集はもちろんのこと、アンケートやライティング、システム・アプリ開発など、さまざまな案件が揃っています。

個人だけではなく法人からの案件も豊富なので、好条件の仕事も見つかりやすいでしょう。

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ランサーズ

クラウドワークスと並び、さまざまな案件が揃っているクラウドソーシングサイトです。

基準を満たしたユーザーを「認定ランサー」とする制度が設けられており、好条件での案件獲得がしやすくなるサービスをおこなっています。また税務サポートも充実しているのも特徴です。

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ココナラ

「知識・スキル・経験を売買する」をコンセプトにしているクラウドソーシングサイトです。掲載された案件に応募するだけではなく、自分から知識・スキルを販売できるサービスもあります。

デザインやイラスト、動画編集などの仕事が豊富なので、よりクリエイターに特化したサービスと言えるでしょう。

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SNS

動画編集の案件を獲得する方法としてSNSも効果的です。

「動画編集の仕事やります」と告知することで、目に留まったユーザーから依頼がくる可能性もあります。

【SNSを案件を獲得するメリット・デメリット】

メリット デメリット
・報酬が直接振り込まれる

・拡散されることで新たに仕事の依頼がくる可能性が高い

・仲介者がいないのでお金のトラブルが発生しやすい

・相手の素性がわからない

SNSで案件を獲得するときに気をつけるのが「納品後にお金が振り込まれないこと」です。

クラウドソーシングサイトは「仮払い」制度を設けており、依頼主が仲介者に報酬を支払った段階で作業を始めます。

つまり納品・検収後には自動的に報酬が支払われるので、依頼主からの未払いを防ぐことができるのです。

もしSNSを活用して動画編集の副業をするなら、先払いでお願いするなどの対策が必要です。

人脈

初心者・未経験者の悩みとして挙げられるのが、「今までの実績がないから仕事がとれない」ことです。

依頼主は「この人はどんな動画編集ができるのか知りたい」と思っているので、最初は友人・知人から仕事をもらって実績作りをしてみましょう。

自身が製作を手がけた動画を依頼主に見せることで、より案件獲得がしやすくなります。

動画編集の未経験者が副業で稼ぐための4つのコツ

動画編集の未経験者が副業で稼ぐためのコツ

【未経験者が副業で稼ぐためのコツ】

・効果的にスキルを習得する

・専門性を重視する

・単価の低い仕事を受けて実績を作る

・案件募集のメッセージやプロフィールにこだわる

上記のポイントをおさえておくだけで、他のライバルと一気に差をつけることが可能です。

効率的にスキルを習得する

動画編集の仕事は「カット編集」や「アニメーション」、「CG」など幅広い内容があります。すべてを習得する必要はありませんが、スキルがあるほどさまざまな案件を獲得できます。

【動画編集のスキルを習得する方法】

・オンラインスクール(有料)

・動画クリエイターの編集方法を参考にする(無料)

それぞれメリット・デメリットがあるので、あらかじめ把握しておきましょう。

オンラインスクール

メリット デメリット
・プロがわかりやすく指導してくれる

・不明点がすぐに解決する

・短期間でスキルが手に入りやすい

・お金がかかる

・受け身の学習になるので応用が効かない

・オンラインスクールに入ることが目的になってしまう

いわゆるオンラインサロンと呼ばれるものです。プロの映像クリエイターが講師となって指導してくれるので、短期間で効率良くスキルを習得できます。

一方で、あらかじめ用意された教材をこなすだけでは自主的に学ぶ意識が身に付かないことがデメリットとして挙げられます。

確かなスキルを身につけるためには、オンラインスクールで学んだことを活かして、自分なりに動画編集をするなどの応用の時間を作ることが大切です。

動画クリエイターの編集方法を参考にする

メリット デメリット
・初心者でもセンスの良い作品に仕上がる

・なぜこうなるのか?を追及できるので自然にスキルが身に付く

・お金がかからない

・オンラインスクールよりもスキル習得に時間がかかる

具体的にはTwitterやYouTubeに投稿されている動画のパロディを制作する方法です。

プロの映像クリエイターが使っている「テロップ」や「トランジション」、「エフェクト」を参考にすることで、初心者・未経験者でもセンスのある動画に仕上がります。

専門性を重視する

動画編集の初心者・未経験者は特に専門性を高めることを意識しましょう。すべての作業が平均的にこなせると伝えるのではなく、「〇〇の編集が得意」だとPRすることが重要です。

さらに案件に応募するときは、募集文に具体性を持たせましょう。

・カット編集ができます

・1日5本のカット編集ができます。

このような連絡が来たときに、「1日5本のカット編集ができる」と伝えた方が仕事ができる人だとアピールできます。

専門性を高めることで作業スピードも上がるため、より稼ぐことができます。

単価の低い仕事を受けて実績を作る

「初心者・未経験者は稼げない」と言われていますが、確かに間違いではありません。

どの仕事も実績がないときは相手が信用・信頼してくれないため、好条件の案件の獲得するのは難しいでしょう。

大切なのは、一つひとつの仕事を丁寧こなしていくことです。簡単な仕事や低単価の仕事を受けていくことで実績が生まれ、依頼主が「この人には安心して仕事をお願いできる」と判断してくれます。

短期的に稼ぐこと考えるのではなく、長期的な視点で継続性のある副業を目指すことで収入も大きく上がります。

案件募集のメッセージにこだわる

クラウドソーシングサイトを利用するなら、案件に募集するメッセージやプロフィール文がとても重要です。

【例】

YouTube用のインタビュー動画を編集してくれる人を募集しています。○月○日までに1本編集できる方はご連絡ください。報酬は〇〇円です。

クラウドソーシングサイトでは、応募文で採用の可否が判断されます。

NGの文章 理想的な文章
期日までにインタビュー動画を編集できます。 カットやテロップ編集、文字起こしが得意です。過去には〇〇と〇〇の動画を制作しました。YouTubeに投稿したところ、「見やすい」「わかりやすい」とコメントをいただきました。チャンネル登録者も〇〇人増えています。

重要なのは、依頼主の目的と理想的な展開を満たすことです。

「私を採用することで、このようなメリットがあります」と伝えることで、依頼主の目に留まりやすくなります。

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まとめ

今回は動画編編集をおすすめする3つの理由と、仕事別の収入相場、案件を獲得する方法について解説しました。

着実にスキルを習得することで、初心者・未経験者でも継続的に稼ぐことができます。ぜひ本記事の内容を参考に、動画編集の副業を始めてみてください。

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