Adobe Premiere ProはAdobe社が動画編集ソフトです。

Adobe Premiere Proで画像を移動する方法
Adobe Premiere Proにはレイヤーという概念があり、取り込んだ基本となる映像の上に画像を重ねることもできます。



Adobe Premiere Proに画像を取り込む
まずは動かすために必要な画像をAdobe Premiere Proに取り込む必要があります。



エフェクトコントロールの”位置”を利用する
ドラッグ&ドロップで画像をタイムライン内に配置することができたら、画像はプレビュー画面の真ん中に配置されているはずです。
ここではコントロールパネルの”位置”を変更することで、画像を中央から移動させる方法をお伝えします。
時間の経過に合わせて画像を移動させる方法については次項でご確認ください。
現在は画像の中心部分(アンカーポイントと言います)が「960.0 540.0」の位置にあると認識しましょう。
つまりX軸の数値を変えれば画像が水平方向に移動しますし、Y軸の数値を変えれば上下に移動させることができるのです。



エフェクトコントロールの”ストップウォッチマーク”を利用する
ここでは時間の経過に合わせて画像を動かす方法をご紹介します。
マークを押すとエフェクトコントロールのすぐ横にあるタイムライン上にダイヤのマーク(キーフレーム)が出現します。
これでスタート位置は確定です。
次にスタート位置を設定したようにタイムラインのバーを画像が移動し終わる場所まで移動させ、”位置”で画像も終着点まで移動します。



エフェクトコントロールの”スケール”を利用して拡大・縮小する
移動とは少し毛色が異なりますが、エフェクトコントロールの”スケール”を利用すれば画像の縮尺を変更することができます。
またスケールの横にもストップウォッチマークがあります。



エフェクトコントロールの”回転”を利用して画像の角度を変更する
エフェクトコントロールの”回転”は文字通りクリップを回転させ角度を変えることができます。



対象物に対して画像を追従するには”キーフレーム”を利用する
前の項目でも登場したキーフレームは動画編集において必須のスキルです。
キーフレームを利用することで映像内の対象物に対して画像を追従させることができます。
今回はピンとこない方にも分かるように具体例を挙げてご説明しましょう。
ここで役に立つのがストップウォッチマークを利用したキーフレームの考え方です。
先ほどは始点と終点を決めるだけでしたが、人の歩くスピードが一定ではなかった場合矢印(↓)の位置がズレてしまします。
このような場合は、キーフレームをたくさん打つことで対応することができます。
それを繰り返して終点まで辿りつければ人の歩くスピードに合わせて矢印(↓)もぴったり追従しているでしょう。
1秒でもタイミングが合わなければさらに細かい時間でキーフレームを打ってみてください。



Adobe Premiere Proのビデオトランジションで画像に動きを加える
動画編集で画像の位置を変えることはあっても、キーフレームを使って追従を行う機会はあまり多くないかもしれません。
ここからは画像そのものの移動ではなくトランジションを利用して画像に動きを加える方法をお伝えします。
特に汎用性が高いのがクロスディゾルブです。
これは徐々に次の画像へ移り変わるトランジションなのですが、大きな動きが少なく自然な形で切り替えができます。



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エフェクトコントロールを使いこなして画像に動きを加えよう!
エフェクトコントロールを使いこなすことで、画像を自由に動かすことができるようになります。
今回お伝えした考え方は画像の移動だけでなくAdobe Premiere Proで行う動画編集のあらゆる場面で必要になるので早めに理解しておくと良いでしょう。